夏といえば海、プールといったレジャーの季節です!
泳げるかつら(装着した状態で水泳しても大丈夫)について、ご質問をいただいています。
「かつらを着けたままで本当に泳いでも大丈夫?」
「水中でも取れないかつらなんて、信じられない!」
「アレは宣伝用の特別仕様で、販売用のカツラでは海やプール無理でしょ?」
「かつらを着けたまま海に入って、大事なカツラが海にさらわれたらどうしよう?」
などなど、
お答えいたします。
結論から言いますと・・・
「泳げるかつら」は本当に泳げます!
いきなり答えを出してしまいましたが、実際にカツラを装着した状態で海に入って泳いできました!とても短い動画で音も出ないので安心してご覧ください。
どうでしょう? 全く問題ありません。
水の中でも髪の毛の流れが自然なのが、よくわかります。
では実際にかつら・ウィッグを装着した状態で海やプールで泳ぐときのポイント、注意すべき点について説明をさせていただきます。
目次(泳げるかつらのポイント)
①製品をしっかり固定する
②通気性と通水性を確保する
③髪の毛の種類と泳いだ後の手入れ
④泳げるかつらのまとめ
泳げるかつらのポイントその1
製品をしっかり固定する!
かつらを装着した状態で水泳するとき、まず気をつけるべき最初のポイントは、カツラ・ウィッグなどの増毛製品を頭皮にしっかり固定することです。これは基本中の基本ですね。
まず、ストッパー(金具式のピン留め)の固定力で水の中に入るのは心もとないです。ストッパーは自毛の状態によって留まりにくかったり頭皮とベース(かつらの土台部分)の間に隙間ができやすいので着けたまま泳ぐと、かつらの装着位置がずれたり外れたりするリスクが高いです。
また、海の近くは風も強いので、水の中に入らない場合でもストッパー装着はあまりおすすめできません。
次に両面テープですが、水に濡れると固定力が落ちるタイプのものはダメです。お手入れがしやすい定番の3Mテープは泳ぐには粘着力が弱いので気を付けてください。かつら用の両面テープは種類が多いので、海やプールに入って泳ぎたいのなら粘着力が強力で水に強いものを選びましょう。
シリコン粘着剤は強力な固定力で、水への耐性にも優れているので、自分でできる装着方法としては一番のおすすめです。しかし固定力が強力な分、扱いも難しいので自分で装着するには慣れが必要です。
YouTube動画「かつらをシリコンで装着!取り付け編」
装着方法について説明をしましたが「泳げるカツラ」を装着する際のコツというかポイントを説明します。生え際部分を固定する際、隙間ができないように縁までピッタリ固定することが大切です。
水中でも水面でも、泳ぐと正面からもろに水圧がかかります。生え際部分に隙間があるとその隙間から水が入ってきて外れやすくなってしまいます。生え際部分のふちが浮かないように気を付けましょう。
インクリーズヘアーの店舗へ来店が可能な場合は、シリコン装着、編み込み装着、D装着(シリコン装着と編み込み装着のハイブリッド)、この3種類の装着方法がおすすめです。
普段は自分でお手入れしているという方の中にも、「レジャーや旅行のタイミングだけは特殊装着を利用する」という方が大勢いらっしゃいます。
かつらの装着方法についてはこちらの特集記事「かつらの装着方法すべて見せます!」で詳しく説明しています。
インクリーズヘアーの特殊装着なら約一か月間取り外しが不要で、海やプール以外に、入浴や装着したままでのシャンプーも大丈夫です。髪の毛を引っ張っても簡単には外れないので安心です。
他社メーカーで購入した増毛製品もインクリーズヘアーのお店に持ってきていただければ特殊装着で取り付けさせていただきます。
現在使用中のカツラで「泳げる」か気になる方はインクリーズヘアーの公式LINEに製品の写真(表側と裏側)を送ってください。お写真確認後すぐに返信いたします!
泳げるかつらのポイントその2
通気性と通水性を確保する!!
2つ目のポイントは増毛製品の素材や造りについてです。
実は、かつら本体の素材や構造によって、海やプールで泳ぐのに向いているものと、向いていないものがあるんです。
例えば、服を着たままで水の中に入ることを想像してみてください。
普段泳げる人でも、服を着たまま海や川に落ちると思うように泳げず、溺れてしまう人が多いという話を聞いたことはないでしょうか?
長袖や長ズボン、装飾が多い服やダブついた服は水の抵抗が大きいので、水中では体が重く感じたり、服の内側に入った水が外側に抜けずに溜まったりすることが、泳ぎにくさの原因になるそうです。
カツラ・ウィッグなどの増毛製品にも同じことが言えます。
通気性、通水性が確保されていない増毛製品で海やプールに入ると、かつら・ウィッグの内側に水気が溜まってとても不快で泳ぎにくく、水中での見た目も不自然になってしまうんです。
その点、インクリーズヘアーの「極薄かつら」なら通気性も通水性も抜群です!
独自開発の極薄ネットを使用したカツラは、水中でも着けていることを忘れてしまうほどの軽い着け心地です。泳いでも抵抗が少なくネットを水が通り抜けやすい構造になっています。
「着けてる感」が薄いので、美しい海の中の風景に集中できました。
「極薄かつら」はオーダーメイドで税込63,200円~という、かなりお手頃な価格設定になっているので、現在で別の増毛製品をメインで使っている方にも「海やプール、レジャー用の2台目のカツラ」として自信を持っておすすめできます。
「泳げるカツラ」のベストチョイス!極薄かつらについては、特集記事「10,000人に選ばれた!INCオーダーかつら!」で詳しく説明しています!
泳げるかつらのポイントその3
髪の毛の種類と泳いだ後の手入れ
「泳げるカツラ」最後のポイントは、かつらの髪の毛についてです!
かつら・ウィッグといった増毛製品に使われる髪の毛の種類はご存じでしょうか?
増毛メーカー、繊維メーカーによって多種多様な髪の毛がありますが、大きく分類すると、人毛と人工毛の2種類に分かれます。
では、カツラを装着した状態で海やプールで泳ぐのなら、人毛と人工毛のどちらが適しているのか?という問題ですが、インクリーズヘアーのおすすめはズバリ! 「人毛と人工毛のミックス」です。
何故、人毛と人工毛のミックスがオススメなのか?
それは人毛と人工毛、それぞれの特性にあります。
ざっくりとした説明になりますが、まずは人毛の特性を説明します。
人毛は、見た目や風合いは非常に自然です。しかし水に濡れると絡まりやすいという特性があります。そして髪の毛に水分を含みやすく、度濡れると乾きにくいという特性もあります。
よって人毛だけを100%使用したカツラ・ウィッグは海やプールで泳ぐのには適していないと言えます。
そして人工毛ですが、こちらは撥水性があるので水を弾きやすい(濡れても乾きやすい)特性があります。そして人工毛は傷みにくく丈夫です。
しかし人工毛だけを100%使用した場合は見た目が不自然になりやすいというデメリットもあります。
そこでオススメなのが人毛と人工毛のミックスというワケです。
人毛と人工毛をミックスして植毛すると、互いの短所を補い合うので、自然でいてなおかつ扱いやすいカツラに仕上がります。インクリーズヘアーではオーダーメイド製品をメインに提案させていただくので、ご希望に合わせて人毛と人工毛の比率を調整することが可能です。
人毛と人工毛のミックスなら、水の中でも水面でも、風の強い船の上でもこんなに自然!
最後に、泳いだ後のカツラのお手入れについて説明いたします。
海水には塩分が多く含まれているので、泳いだ後にパサつきやゴワつきが出やすくなり、セットも不自然になります。プールも消毒用の塩素が多く含まれているので海水と同様です。
また泳いだ後に濡れたままで放置していると髪の毛にダメージが残ります。特に人毛のはダメージが髪の内側まで浸透しやすく、脱色や切れ毛などの原因になります。
カツラを着用した状態で泳いだ後は、なるべく早く真水のシャワーを浴びてください。
塩分や塩素をしっかり洗い流しておけば髪の毛のダメージを軽減できます。
真水で洗い流した後も濡れたままだとよくないので、タオルドライ(ゴシゴシ拭かずにポンポンと叩くように水気を取りると絡まりにくいです)の後、可能であればドライヤーでさっと乾かしてください。
乾かす時に洗い流さないタイプのコンディショナーをスプレーしておくのもおすすめです。
「泳げるかつら」のまとめ
では、まとめに入ります。
結論「泳げるかつらは本当に着けたまま泳いで大丈夫」
ポイント、注意点は・・・
しっかり固定できる特殊装着がおすすめ
生え際の縁はに隙間が出ないように固定する
通気性・通水性に優れた製品が良い
人毛と人工毛のミックスがおすすめ
泳いだ後は早めに真水でシャワー
濡れたまま放置せずかわかす
以上です。
この記事をご覧いただいて「泳げるかつら」に興味をお持ちいただいた方は、ぜひインクリーズヘアーのサロンにお越しください。実物サンプルをその目で確かめてください。ご試着もご相談も無料です。
かつら・ウィッグなどの増毛製品をご利用中の方も、
ご自身でお使いの製品が特殊装着に対応しているのか?
素材の通気性・通水性は確保されているのか?
「人毛なのか人工毛なのか分からないから見てほしい」
などなど、ございましたら気軽にインクリーズヘアーへお問い合わせください。
インクリーズヘアー以外で購入された増毛製品のメンテナンスも承ります。
※店舗は予約制になりますので下記よりご連絡お待ちしております。