インクリーズヘアーで扱っているカツラやウィッグは、薄毛の悩みをカバーするために利用されるオーダーメイド仕様のものが大半です。ご利用のお客様にはファッション目的の安価なウィッグとはひと味違った自毛感覚の着け心地や自然な仕上がりに好評をいただいています。
(オーダーかつらと既製品カツラの違いについては下記ページをご覧ください。)
しかし、理想の髪型や見た目の自然さを保つためには、適切なケアとメンテナンスが欠かせません。
この記事では、かつらやウィッグを美しく自然に保つための、おすすめのメンテナンスアイテム4つをご紹介します。ぜひこのアイテムたちをご活用ください。
目次
①INC-リペアコンディショナー
かつらやウィッグの髪を柔らかく保ち、静電気による劣化を防ぎます。
②スケルトンブラシ
髪の毛の絡まりを優しく解く、メンテナンスには欠かせないアイテム。
③INC-フロントシート
フロント部分の修正以外にも使える万能アルコールシートです。
④ヘアカラーミラー
かつらやウィッグの仕上がり確認に最適な魔法の鏡!
INC-リペアコンディショナー
まずは髪の毛そのもののメンテナンスアイテムです。
INC-リペアコンディショナーは浸透定着型の天然コーティング成分を配合したカツラ・ウィッグなどの増毛製品専用のスプレー式コンディショナーです。
特長
・静電気の発生を抑える(人工毛の縮れ防止対策)
・キューティクル保護(人毛の絡み防止対策)
・保湿、放湿効果(ふんわり滑らかな風合いが持続)
かつら・ウィッグの髪の毛の一番の劣化原因は、なんといっても静電気です!
静電気は人毛、人工毛、どちらにとっても良くありませんが、特にポリエステルなどの化学繊維を使用した人工髪は静電気を帯びると毛先が縮れます。そして一度縮れてしまった髪の毛は簡単には修正できません。
リペアコンディショナーには静電気防止剤が配合されているので、こまめにスプレーすることでカツラ・ウィッグの髪の毛が静電気を帯電してしまうのを防止します。
また、人毛の髪が絡まる原因になる、毛髪表面のキューティクルが開いてしまう状況も、毛髪表面に被膜を形成することで防止することが出来ます。
そして保湿、放湿効果よって、ふんわり、サラサラとした滑らかな風合いを保ちます。
通常この手のスプレー式コンディショナーは、つい多くつけ過ぎてしまって髪の表面に余分な成分が溜まってベタついてしまう物が多いのですが、INC-リペアコンディショナーの場合は多めに使っても余分な湿気は自然と空気中に放散されるので自然な風合いに仕上がります。
整髪料など、何もつけていないような自然な仕上がりで、手ぐしで髪の毛に触ってもベタベタしません。
この通りサラッとした仕上がりになるので、つけ過ぎを気にせず、こまめにスプレーするのがおすすめ!
ヘアスタイルを整える時はもちろんですが、入浴後や、ウィッグを洗った後、寝ぐせ直しなど様々な場面で使っていただけます。
インクリーズヘアーのサロンでもスタイリストの仕事に必須のアイテムで、お客様からお預かりしたカツラ・ウィッグをドライヤーでセットする時は必ず使用しています!
スケルトンブラシ
続いてブラシです。
かつら・ウィッグのメンテナンスに便利なブラシにはいくつか種類がありますが、その中から1つだけ選ぶとなると、こちらのスケルトンブラシが断然おすすめです。
特長
・クシの目が粗いので毛が絡まりにくい
・クシ先が柔らかいのでネットを傷つけにくい
・カツラ・ウィッグのメンテナンスに最適!
おすすめの理由はブラシの目の粗さと、クシ先の柔らかさにあります。
かつら・ウィッグのメンテナンスをする時に使用するブラシ選びのポイントとして「毛が絡みにくい(絡みを解きやすい)」という条件があります。
かつら・ウィッグなどの増毛製品は、髪の毛が抜けてしまったら勝手に生えてくることはありません。
オーダーメイド仕様の製品となると価格も安くはないので、大事に使って長持ちさせたいですよね。
なので、ブラッシングする時に使うブラシは目の粗い、髪の毛が絡みにくい物がおすすめです。
またクシ先の素材が固すぎる物や、クシ先が尖っていると増毛製品のネットを傷めたり、最悪の場合ネットを破ってしまう恐れがあります。
こちらのスケルトンブラシはブラシの目の粗さと、クシ先の柔らかさの両方がちょうど良いので、かつら・ウィッグお手入れ用のブラシを探している方は一度試してみてください。
INC-フロントシート
あると便利なアイテムの3つ目は、こちらのフロントシート。
特長
・生え際が自然なタイプの製品のフロント部分を手軽に修正
・クリーナーがなくてもカツラ・ウィッグの取り外しが可能
・カツラの裏側の補強部分のふき取りにも使える
本来は生え際部分に両面テープや接着剤を使用した際のベタつきをふき取るための専用シートですが、実はこちら、生え際以外のメンテナンスにも大活躍です!
生え際部分のベタつきは、こうやっておでこの上の部分を開いてふき取ります。
生え際が自然に見えるタイプのカツラを使っている方は装着中にべたつきが気になったら、
わざわざ全部外さなくても、おでこ部分だけ修正できるので便利ですね。
かつら・ウィッグの取り外しにも使えます。
両面テープや接着剤でカツラ・ウィッグを固定している場合、通常は専用のクリーナーを脱脂綿に含ませて取り外しをしますが、フロントシートだけでも取り外し可能です。旅行先や出張先などで急に取り外しや着け直しが必要になった時に備えて、フロントシートを携帯しておくと安心です。
海外旅行などで飛行機に乗る際はクリーナー類の持ち運びができないケースもありますが、フロントシートなら荷物チェックで引っ掛かることは、ほぼありません。
そして、取り外したカツラの裏側メンテナンスにも使えます。
かつらの裏側は直接頭皮に触れるので、頭皮から分泌する汗や脂が染み込みます。周囲の補強部分はポリウレタンなどの樹脂で作られていて、汗や脂が染み込んだままにしていると、変色したり劣化したりします。そのまま長期間放置していると、ひび割れや剥がれなど製品の破損原因になります。
かつらを外した時はシャンプーや石鹸でしっかり洗うのがベストですが、フロントシートで補強部分の汗、脂を拭ってやるだけでも製品の寿命が延びます。
生え際部分の修正だけでなく、取り外し、裏側のクリーニングとオールラウンドに使えるフロントシート。鞄の中にひとつあると安心感が違いますよ。
ヘアカラーミラー
最後に、ヘアカラーミラーについて説明します。ヘアカラーミラーは、かつらやウィッグの仕上がりを確認するために最適な魔法の鏡です。
特長
・めずらしい縦型の三面鏡(頭の天辺を鏡に映せる)
・手鏡もついている(耳周りや襟足もチェックできる)
・コンパクトに折りたためる
このヘアカラーミラー、1番の特徴は天辺(頭頂部)が見られるということです。
縦に並んだ3枚の鏡の角度を調整すると、合わせ鏡で下の鏡に頭の天辺を映すことが出来ます。
かつらやウィッグを自然な見た目で着用したい場合、何より重要なのは自然に見える正しい位置につけることです。かつら・ウィッグを装着した時に左右が傾いたり、中心がずれたりすると見るからに不自然です。
通常の鏡でも正面からはバッチリ確認できますが、人の視線はいつも正面からとは限りません。上下左右360度どこから見られているか分からないので、仕上がりはいろんな角度から念入りにチェックしたいところです。
自分の頭頂部を見ることってあまりないと思いますが、こんな感じのアングルです。
電車で座った時、向かいでつり革を掴んで立っている人からの眺めってまさにこんな感じのアングルですよね。
そして手鏡もついているので耳周りや襟足も合わせ鏡で確認できます。
正面からの見た目はバッチリでも横とか後ろから見ると髪の毛の流れ方が不自然になっているなんてことがあるので、このヘアカラーミラーを使って「前後左右360度死角なし」の仕上がりを目指してください。
ちなみにこのヘアカラーミラー、結構大きいんですが、使わない時は折りたたんでコンパクトに収納できるという「すぐれもの」です!
ぜひインクリーズヘアーをご利用ください
ご紹介させていただきました「かつら・ウィッグのメンテナンスおすすめアイテム4選!」いかがでしたでしょうか。
こちらの4つのアイテムは、インクリーズヘアーのサロンへお越しくださいましたらご購入いただけます。ご来店が難しいお客様は電話注文やインターネットからのご注文も承っております。
紹介させていただきました商品についてのご質問や、「こんなことで困ってるけど何か良い商品はない?」などございましたら、どうぞ気軽にお問い合わせください。ご連絡お待ちしております。
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