みなさん白髪に対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
「老けて見える…」「毛が少なく見える…」「まだらでキレイじゃない…」
そんなマイナスイメージをお持ちの方もきっといらっしゃいますよね。
しかし!白髪のかつらにはメリットがたくさん!
近頃は、テレビを見ていても、あえて白髪を染めない「グレーヘアー」にしている芸能人も増えていますよね。インクリーズヘアーのお問合せにも「白髪のかつらもできるの?」という質問が増えています!
そこで今回は、白髪のかつらの魅力やメリット、注意点などをQ&A方式でご紹介していきます!
素敵なエイジングライフに欠かせない白髪の知識を身につけましょう!
Q1.かつらに使われる白髪の毛は何で出来ているの?
Q2.白髪のかつらにパーマはあてられるの?
Q3.グレーのかつらを作りたいけど、グレーの毛を植えてくれる?
Q4.自分の白髪と同じ色で、白髪のかつらを作れる?
Q5.自分の白髪が、部分的に白かったり、まだらな白髪でもかつらを作れる?
Q6.どうしても白髪には抵抗がある…白髪にするメリットって?
Q7.白髪を入れると年相応で自然なのはわかるけど、あからさまなのはちょっと…
Q1.かつらに使われる白髪の毛は何で出来ているの?
A1.白髪の毛はすべて耐熱ポリエステルでできています。人毛の白髪はありません。なので、「白髪100%の真っ白のかつら」を作る時、材質は「耐熱ポリエステル100%」ということになります。黒い毛(白髪以外の毛)は人毛と人工毛の比率を選ぶことができます。白髪混じりのかつらを作る場合、白髪の割合により、人毛と人工毛の全体の比率が左右されるので、材質にこだわりのある方は事前の打ち合わせが重要です。
Q2.白髪のかつらにパーマはあてられるの?
A2.白髪の毛はポリエステルですので、人毛に作用するパーマ液は効果がありません。しかし、熱で形を変えることができ、次に熱が加わるまで形を維持する性質があるので、アイロンセットによる癖付けでも十分にカールやウェーブが持続します。ご自宅でのヘアセットも可能です。
Q3.グレーのかつらを作りたいけど、グレーの毛を植えてくれる?
A3.グレーやシルバー寄りの色味を作る際は、「灰色がかった白髪」や「透明に近い白髪」と、黒毛を混ぜて植毛することで、グレーやシルバーの色味に近づけます。もともと灰色に染色された毛を植えるわけではありません。遠くから見れば灰色に見えるかつらも、近くでよ~く見ると、白い毛と黒い毛が絶妙に混ざり合ってグレーやシルバーの色味に見えるのです。
Q4.自分の白髪と同じ色で、白髪のかつらを作れる?
A4.白髪の色味にもバリエーションをご用意しておりますのでご安心ください。おおまかに分けると白髪は分類すると、「真っ白に近い白髪」「黄色寄りのクリーム色の白髪」「透明に近い灰色がかった白髪」に分けられます。白くて太い鮮やかな白を希望する方、自毛の白髪に黄ばみがある方、毛が細い方や白髪をあまり目立たせたくない方、さまざまなご要望にお応えできます。
Q5.自分の白髪が、部分的に白かったり、まだらな白髪でもかつらを作れる?
A5.オーダーメイドなら可能です。既製品では難しいですが、オーダーメイドかつらであれば、白髪を入れる位置、量、割合などすべて細かくデザインできます。もみあげだけ白い方、メッシュのように一部だけ白い方、後頭部には白髪がない方も、ぴったり合うものが完成します。
Q6.どうしても白髪には抵抗がある…白髪にするメリットって?
A6.もちろんいきなり真っ白のかつらをつけるのは違和感が生まれてしまうと思います。ただ、白髪をほんの少し入れることで、色が混じり立体感も出ますし、人間の髪の毛の持つリアルさにより近づくことができます。かつらやウィッグの知識が全くない方は、「かつら=黒々!ツヤツヤ!べったり!」と思い込んでいる方もいますので、そこに白髪が入ってると、「かつらではない」と思う方もいたりします。年齢や見た目に合わせた適度な量の白髪を混ぜることで、よりバレにくく自然な雰囲気に仕上げることができますよ。
Q7.白髪を入れると年相応で自然なのはわかるけど、あからさまなのはちょっと…。
A7.そんな方にオススメなのは、白髪の量を1%~10%にすることや、もみあげ・生え際にだけ入れる方法です。白髪のパーセンテージが10%以下なら、完成後に白髪を抜いて量を調整することも可能です。白髪の量に迷う方で、完成品を見てやはり多いかも…と思えばお申し付けください。正直なところ、1~3%の白髪は抜けるとわからない程度、よっぽど近くで探さないとわからない程度にしか入っていません。例えば、人と会話する距離で、相手が自分の白髪を目視できる量は15%以上といった感じです。また、Q5.でお答えしたように、部分的に、表面の毛をめくると内側に少し白髪が混じっているデザインにするのもオススメです。また、白髪は水に濡れたり、整髪料を付けると色が濃く(暗く)見えます。整髪料を使用する方は、作製する白髪量と、希望の色味があっているかしっかり確認が必要です。
いかがでしたでしょうか?白髪のかつらについて、少しでも新しい発見があったなら幸いです!これからかつらを作ろうと思っている方も、今かつらをお使いで、白髪を入れてみようかな?と考えている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回のようなご相談や、お悩みも、何でも聞きたいことがあればお気軽にお問い合わせくださいね!